難燃素材作業服を是非、着用いただきたい業種をご紹介いたします。

難燃作業服

難燃素材の作業服は、火を取り扱う仕事に対して、綿素材に替わる素材として開発され、着用されるようになってきました。
火を取り扱う仕事として真先に浮かぶのは消防士や溶鉱炉の現場といった所でしょうが、これらは、難燃性に加えて、さらに耐熱や遮熱といった防護性を要しています。
このような職種にも対応した作業服は生産されていますが、火を取り扱うのは何も、特別な職種だけに限った事ではありません。

難燃作業服

溶接作業では、常に火が出ているわけではありませんが、火花が飛び散り引火する可能性があります。
他には、電力会社の高電圧作業、化学工場の研究所や試験室、可燃・爆発物を取り扱う職場、自動車整備工など、常に火気とは対面していないけれど、何らかの作業で火花が出る、飛び散るといった職場では、作業員の安全性を確保する意味でも、難燃素材の作業服を着用するのが望ましいのではないでしょうか。

余談になりますが、こんな事も頭の片隅にいれ、作業服をご検討ください。

火

これは過去にあった事例になりますが、寄宿舎の管理人が宿舎内の焼却炉でゴミを焼却していたところ、舞い上がった火の粉が管理人の作業服に燃え移り、重度の火傷を負ったということです。
この時管理人が着用していたのは、ポリエステルと綿の混紡の普通の作業服でした。
もしこの時に難燃繊維の作業服を着用していれば、重度の火傷を負わずにすんだかもしれません。
事例でも解りますように、難燃素材の作業服は、火気を取り扱う職種には、ぜひご検討頂きたい商品です。